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趣旨・目的
事業内容
社会的効果

技術能力移転機構

Institue of Professional Skill Bank (IPSB)

技術能力移転機構(IPSB)の社会的効果

IPSBの活用は、横断的技術人材市場形成のための参加される組織内インフラを再整備させる事が出来ると共に、技術人材の社会的再配置をも可能にします。
1.企業活性化につながる。
2.技術人材一人ひとりのキャリアサクセスにつながる。
3.技術人材の社会的再配置に役立つ。
4.技術人材の国際化に貢献。
◆事業化の背景
米国型アウトプレースメントで日本の技術立国は守れるでしょうか?

バブル崩壊以来、長年にわたり、日本企業の間に“リストラ”の嵐が吹き荒れ、社会的に深刻な雇用不安を引き起こしています。一方、これからの産業ビッグバンを始めとする様々な経済構造改革時代を乗り切るためには徹底した国際化が必要なことも明白であります。経済の面において、これを可能にするためには企業の必要とする技術及び技術者を企業間において自由、かつ円滑に移転、流動化させることが必要であります。

一般社団法人 日本技術者連盟では、その技術移転の一つとして、企業内あるいは、退職した技術者、研究者の蓄積した知識、経験を他企業国内・国外で活用する為、一般企業及び民間人材紹介業の連携されたネットワークによる技術専門家集団(技術移転スペシャリスト)を結成し、国内外全域に亘って組織化し、技術分野別、地域別、年令別等にデータベース化して、インターネットを通じて必要な人材をオンデマンドで検索し紹介し、派遣する事業を推進する事になりました。

国内における人材の検索・紹介・派遣については、技術移転スペシャリスト(TTS)のデータベース化された組織のネットワークに参加希望する民間人材紹介業及び一般企業がすでに相当数あり、さらに現在、引き続き個人登録を始め、企業別集団参加(企業内中高級技術者・民間人材紹介業を含む)も増加中であります。

求人企業側(国内及び海外進出企業)においても自由に検索が出来、適格人材を探すことが出来る様に、当機構登録者に参加されている技術人材データの一部をインターネット上で活用できる様に整備をはかっています。そして今後はインターネット網の国際的な広がりを生かし、従来の日本人技術者データのみならず、広くアジア諸国の技術者、研究者及び技能者にも本ネットワークへの参加を呼びかけてその人々の技術能力のアジア全域に渡る流動化を図る事に着手致しました。これまでも政府ベース、民間ベースを問わず多数のアジアの技術者が来日し、日本で日本語を学び技術研修を終えて帰国しておりますが、これらの人々に対しても広く登録を呼びかけ、アジア全域に亙る技術能力移転ネットワークを確立することは、これからのアジアの経済開発の発展に大きく貢献する事と確信致します。

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